November 24th, 2011
オランダ・アイントホーフェン 2011年11月15日--産業用カメラソリューションの世界的リーディングカンパニーAdimec (www.adimec.com)は、MEDEA+ project TritonZが2011イノベーションアワードに選出され、11月15日にダブリンで開催されたEuropean Nanoelectronics Forumにて授与されました。
TritonZは、Trident社、Grass Valley社、Adimec、EqcoLogic社、CMOSIS社の6社による比較的小規模ながら、大きな成功を収めたCARTRENEプロジェクトとなりました。各社間での緊密な協力と各社のテクノロジーのシナジー効果の利用により、世界標準のCoaXPress、隣接チップセット、3Dディスプレイ用3Dレンダリング変換アルゴリズム、12メガピクセルハイデータレートCMOSイメージセンサ、プロフェッショナルカメラ用のビデオプロセッシングチェーンなどの結果がこのプロジェクトより生み出され、また普通のHDTV CMOSセンサを使いタイム・オブ・フライト法(TOF)により3Dの取込が可能なことが証明されました。
今年は61件のプロジェクトがイノベーションアワードに応募し、その中から受賞したもので、受賞理由は以下の通りでした。
TritonZコンソーシアムのメンバーであるAdimecにとっては、CMOS撮像装置向けに新しく開発された画像処理アルゴリズムにより超高速マシンビジョンカメラ(最高2ギガピクセル/秒の速度で動作)の市場が新たに開拓されました。
TritonZでの研究開発をベースに、Adimecは2メガおよび4メガピクセルのCMOSISイメージセンサとCoaXPressインターフェースを採用した新しいカメラシリーズを発売しています。CoaXPressコンソーシアム(TritonZパートナーのAdimecとEqcoLogic社が創設)により開発されたCoaXPressビジョンインターフェースは、2009年11月Vision Awardを受賞し、その後2011年3月国際標準として承認され、関連業界からはハイエンドアプリケーション用マシンビジョンカメラ向けのインターフェースとして大きな期待が寄せられています。
ヨーロッパ経済に効果
全てのTritonZの参加企業はそれぞれ国際市場で活動しており、ほとんどの製品はヨーローッパ圏内で生産され世界中に輸出されています。このプロジェクトから創出されヨーロッパ圏内で生産される製品は、カメラ(放送、マシンビジョン、ディフェンス、メディカル市場用)、CoaXPress伝送IC、マシンビジョンおよび産業用アプリケーション向け12メガピクセルCMOSセンサ、ヨーローッパのプログラマブルICで動作する3Dレンダリング変換アルゴリズムなどがあります。
このプロジェクトから2年間で10件の特許が取得されています。(CMOSイメージセンサ5件、高速通信3件、3Dアルゴリズム2件)またリアルタイムイメージングに取り組むオランダとベルギーの企業のためのイメージ・キャプチャー・ネットワークもこのプロジェクトから生まれたものです。このネットワークはGrassValley社とAdimecにより始められすでに3つの大学と共同でプロジェクトを進めています。